銀雷リンタの魔界塔士SaGaとかのツッコミプレイ日記

魔界塔士SaGaが語り掛ける哲学を考察しようと思ったらそんな才能がなかったので二次創作ツッコミ日記になってしまった。

ビーナスとゆくSa・Gaツッコミ冒険日記③ 村一番の美人の秘密

鎧の王の城を出発し、南下していくと、森林地帯に入った。

しばらく大きな森の中をすすみ、川を越えていくと、「南の村」に着いた。

大佐「村の名前くらいつけろよ!!」

先生「うるさいなぁ……」

村の中に入ると………

ビーナス「何よ……ここ。家もないの!?」

大佐「いくら田舎でも家くらいはあるだろ……」

アポロン「スライムばかりだな」

先生「彼らはスライム系モンスターの部族なのだ
 ろう。家は必要なく、動物のように野生で
 暮らしているんだ。人間はじめ、冒険者を攻撃
 しないスライム系友好種なのさ」

ビーナス「そうなの。まぁそれより宿屋で
 休憩よ!疲れたわ!」

ビーナス「え?宿?………ここ?
 モンスターどもは外で暮らしてても
 かまわないけどさ!!
 宿屋も外で寝ろっての?建物はないの?
 キーッ!!」

宿屋の主人「建物?何それ?」

ビーナス「冗談じゃないわ!!」

大佐「いや……っていうか、我々も冒険中は野宿
 している設定なんじゃないの…?」

アポロン「仕方なくい……宿屋と思しきカウンターの
 横で寝るとするか……。くっ…いずれ新しき神と
 なる私が屈辱だ……」

大佐「宿屋の意味は……」

先生「HPと能力が回復できればそれでいいさ」

ビーナス「まったく…寝れるかしら…!」

ビーナス「ぐぅ~がぁ~……」

大佐「普通に寝た~~ッ!…相変わらず寝相悪い!
 オレも寝るか」

アポロン「うう……カラダが痛い…」

一夜明け……

ビーナス「寝た気がしないわ……」

アポロン「気を取り直して、村一番の美人
 を探そうぜ…」

大佐「村一番の美人はどこにいるんだい?主人」

ビーナス「聞いてないわよ!剣の王なんて!」

先生「まぁ…英雄の像のアイテムを集めていれば
 いずれぶつかる敵なんだ。聞いていて損は
 ないさ。
 チャット、なぜ剣の王は殺人鬼なんかに
 なったんだ?」

チャット『剣の王が殺人鬼になった原因については正式な設定が存在しないため、私は推測に過ぎません。しかしながら、剣の王が殺人鬼となった可能性があるいくつかの理由を以下に挙げます。

魔法の影響:魔界塔士SaGaには、魔法が強力で危険な力であることが描かれています。剣の王が魔法によって変貌し、暴力的な行動をとるようになった可能性があります。

政治的なストレス:剣の王は大陸世界三大勢力の一人であり、政治的な圧力やストレスにさらされていた可能性があります。その結果、彼が暴力的な行動に走った可能性があります。

心理的な問題:剣の王が精神的な問題を抱えていた可能性があります。そのような問題が、彼が暴力的な行動をとるようになった原因になった可能性があります。

以上の推測はあくまでも仮説に過ぎず、正式な設定とは異なる場合があります。

大佐「ま……マジかよ…剣の王にそんな過去が
 ……まぁどうでもいいが……」

先生「さて……とりあえず他の村人に
 話を聞くか……」

ビーナス「私を差し置いて、美人を名乗るって…
 どんなものかしら、見てやるわ」

大佐「だから、名乗ってねぇだろ……」

アポロン「みんな不定形ーッ!!」(ガビーン

大佐「まぁみんなスライムだから当たり前
 なんだけど…」

村人「ふっふっふ……私たちのスライム一族は、
 他のスライムとはひと味違うぞ」

大佐「な、なんだって~~~~~!!??」

ぷよん

ズズズズ……

ビーナス「きもっ!…あ、いえ、すごっ!
 変身できるの?」

村人「そうだ。我々は不定形なゆえ、
 いろいろな姿に変化できるのだが……
 それも個人個人、能力に差があってな」

村人「思い描くままに変化できるには
 それなりの才能が要るんだ。
 どれ、人型に変化してみようか」

村人「オレにはこれが限度」

村人「オレ様は…このくらいできるぜ!」

ビーナス「キモーーーーッ!!」

村人「わたしはこんなくらいにしか変化できないの」

村人「わたしもかなり優秀なほうだけど、
 質感と色にエネルギーを使うと
 顔だけで精一杯なのよ」

先生「むむ……つまり……村一番の美人って……
 変化能力が抜群にすごくて、むちゃくちゃ
 美人に変身できるスライムってことかい?」

村人「そう、そのとおり!」

先生(一週目はただのスライム好きの王様だったが
 2週目はこうなるとは…)

ビーナス「な……なるほど……じゃあ、
 鎧の王は自分の好みの美人に変身させて
 ウハウハする気なのね……」

村人「そこまでは知らんが……」

村人「奥にいるのが村一番の美人だよ」
奥に行ってみると……

大佐「こ……これが………」

 

ズズズズ……

美女に変化するスライム。

村一番の美人「こんにちは………」

ズズズズ……

美女に変化していく村一番の美人。

大佐「うひょ~~。美人!!」

アポロン「スライムだけどな」

大佐「なるほど。君が王様のプロポーズを断る
 のは、嫁にならないと村を焼き払うって
 盗賊におどされているからなんだな」

村一番の美人「…え、ええ……」

先生「なんで繰り返した?」

大佐「そもそも、キミはなんで
 盗賊のプロポーズを断るんだい?」

村一番の美人「だって……タイプじゃないし
 ……キモいし……」

大佐「普通の回答だった……。
 ……じゃあ、その盗賊をぶっ殺せば
 いいんだな」

大佐「王様に頼めばいいのに……。
 この世界の三大勢力だろ?」

村一番の美人「盗賊の力は未知数です。
 兵を盗賊に差し向けると、他の王から
 手薄になった際に攻撃される可能性が
 あるのです」

ビーナス「なるほど。
 で、その盗賊とやらはどこにいるのかしら?」

先生「つまり…西の洞窟に行けってことだな」

川を越え、森を抜け、長い旅の末、ビーナスたちは盗賊たちのアジトである洞窟へたどり着いた。

大佐「すぐそこだろ」

ビーナス「くせぇし、ジメジメしてるし、
 暗いし、最悪ね」

大佐「洞窟なんざ、そんなもんだろ」

洞窟内にはサンショウウオがウロウロしている。

アポロン「まさか、こいつらが盗賊団か?」

倒しても倒してもシンボルはなくならずキリがない。

ビーナス「なんか、ずっと倒し続けていたら
 強くなったわ」

先生「このサンショウウオの盗賊は格好
 の修行相手だ。エスパーがメンバーにいる
 のなら、戦闘を重ねるだけでどんどん
 ステータスが上昇していく。
 そして金も貯まるから人間も成長できる」

洞窟内を進んでいくと……

アポロン「き、キレイな
 洞窟ゥ
~~~~ッ!!??(ガビーン

大佐「洞窟のイメージ一新ッ!!
 広いし!歩きやすいし、
 なぜか明るい!!」

先生「盗賊の建築技術
 なめてた~~~ッ!

ビーナス「うるさいわね……どーでもいいでしょ」

さて、さらに奥に行くと………

盗賊の親玉は毒ガエルだった!!

ビーナス「ぎゃ~~~ッ!気持ち悪いし
 醜い!!この世に醜いモノなど必要
 ないわ!!」

 

はてさて、ビーナスたちはこの最初のボスである毒ガエルを倒せるのだろうか!?

 

つづく

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