デューン | ポルナレフ | ミルフィー | シリュー | |
---|---|---|---|---|
ラミア | ソルジャー | エスパー | ソルジャー | |
|
カオスを倒したミルフィーたち。未来ワープが手に入ったので未来へ行くぞ!
デューン「よし!じゃあ、早速未来へ行くぜ」
ミルフィー「宿屋に泊まってからね!」
シリュー「三年寝太郎が……」ボソッ
ミルフィー「あ?」
デューン「もうやめとけ」
デューン「さて、宿屋に泊まって、長老たち
にも挨拶していくか」
ポルナレフ「ま、セリフは変わってないだろう
けどな」
ミルフィー「メタ発言やめろ。想像力を
働かそうよ」
ミルフィー「ぐぅ~ぐぅ~」
ミルフィー「やっほ~。メルローズ!」
メルローズ「おっ!なんだ?オレの力が必要に
なったか?」
デューン「いや……もういいッス。これから
未来へ行こうと思って」
メルローズ「そうか、未来のオレによろしくな。
あと、未来から帰ってくる時、当たり馬券を
教えてくれよな」
ポルナレフ「この世界に競馬が!?」
ミルフィー「寝かせてもらうわよ!
……男臭い布団ね!」
メルローズ「じゃあ寝るなよ!」
デューン「長老!未来ワープが手に入ったんで
ちょっくら未来に行ってきます」
ギル「まるで旅行にでも行くようなノリじゃな」
デューン「次会う時は15年後です!お元気で」
ギル「うむ。お土産をよろしくな。こちら
も15年分の土産話を用意しておく!」
デューン「お土産って言っても…今、ここで
売っているものしか持っていけないけど」
ギル「15年後には廃盤になっているものとか
あるじゃろ!」
ミルフィー「フレイヤも町をよろしくね!
次会う時はおばさんになってるけど!」
フレイヤ「はぁ?ムカつく!」
デューン「なんだろ……。ネメシスをこのまま
未来まで連れて行ったほうがいいような予感」
ミルフィー「楽しみね!」
デューン「未来か……。きっとすげぇ文明が
進歩して未来都市ができているだろうな。
なんか乗り物とかもできてたり、デパートも
あってエスカレーターもあるのかな」
ポルナレフ「なんで出来てもいない物の名称
知っているんだよ!」
デューン「それにロボットやサイボーグもいる
んだろうなぁ……!」
ミルフィー「今もいるでしょうが!敵で!
ってか、私たちもなぜか変身しちゃうでしょ!」
シリュー「……それにたった15年でそんなに進歩
しないでしょ……」
ポルナレフ「そもそも異界の魔物に侵略されて
いる状況で科学が進歩するのかなぁ…」
デューン「おっ!ついたようだぞ!」
ポルナレフ「お手軽だな」
デューン「うわぁぁ~。やっぱり水位が
あがっている!ムオンかサモンがないと
どこにもいけねぇ!」
デューン「ムオン!」
デュ―ン「おっ!何とかの木は無事だった
ようだぜ!」
ポルナレフ「よりによって墓地に
移転するとは……」
デューン「大丈夫!忘れたら片っ端から
お墓を掘り返せばいいだけだろ!?」
イフラムの木「外道だね」
デューン「さて…行くか!」
デューン「よっしゃー!セイレーンになったぜ
ゴボボボ…」
シリュー「でも案の定『悪臭』もちよ!
オナラが臭い!」
デューン「逆に興奮するぜ」
デューン「やわらけぇぇ~」
シリュー「はぁ~……」
ポルナレフ「何やってんだか……
おっ!家だ!」
デューン「あれかな……」
ミルフィー「……」
ポルナレフ「ネジつけたら…カルテクイーンに
なっちまった……」
デューン「お前も、揉んでおけよ。
やわらけぇ~って……」
ポルナレフ「やるか!アホ!」
デューン「と思ったらサイボーグか。
柔らかくねぇか!」
ポルナレフ「サイボーグでも生身の部分は
あるだろ!ロボットじゃないんだから!」
シリュー「私は間違ってロボットのパーツ
つけちゃった……」
デューン「うぉぉ~100%機械のボディ
じゃねぇか!触るところねぇ……」
ミルフィー「触らんでいいだろ」
ミルフィー「あれ?家があった気がしたけど
....墓地?」
ポルナレフ「見間違えか」
デューン「あれ……?場所どこだっけ?」
ミルフィー「忘れた」
ポルナレフ「オレも……」
シリュー「私も……」
デューン「……よし!片っ端から墓を
掘り起こすぜ!」
シリュー「……デューン……やめな」
デューン「……はい」
もう一度、木に聞いてくるか」
デューン「あっ……木に聞こうかと思ったら
通り過ぎてイレムに来ちゃった!」
ポルナレフ「まぁ…先にイレムに寄ろう。
クロノスさんやババアは元気かな」
ミルフィー「あんまり変わってないわね」
デューン「あっ、でもみんな老人になってる」
デューン「偉い神様っぽいのに
さらわれたの!?」
ミルフィー「なんか……誰かと同じこと言って
いるわね」
ポルナレフ「ネタがないんだろうな…」
デューン「なんかみんな世界情勢よく
知っているな」
婆さん「スマホでニュース見れるからの」
デューン「15年でえらく進歩したな!」
ミルフィー「ここも変わらないわね」
デューン「うぉ~!クロノスさんが爺さんに
なっている!たった15年で!?」
シリュー「ずいぶん老けたのね」
ポルナレフ「30年前は少年だったじゃねぇか」
ミルフィー「クロノスさん、この15年で
苦労したのね」
クロノス「苦労はしたけど、もともとイレムの町
の住人は早く老けるんですよ」
デューン「口調もなんで敬語になってるの?」
クロノス「年をとって丸くなったんですよ…」
デューン「キレる老人が増えているのに?」
デューン「これも...どっかで聞いたセリフだな」
ミルフィー「とにかく、ソール神に何とか世界
を救ってもらわなければならないわけね」
ミルフィー「あらら……」
デューン「オレたちも段々心が蝕まれていく
のかな……」
ポルナレフ「じゃあ、ババアに会いに行くか」
ミルフィー「ここも30年変わらないわね」
ミルフィー「あんた、30年変わらないわね…」
主人「ええ……15歳、30歳、45歳…
どの年齢でもそう言われればそう見える
程度に見える感じでしょう」
ミルフィー「とりあえず寝るわ…ぐぅ~ぐぅ~」
デューン「大婆様を放っておいて…」
デューン「お元気ですか、大婆様」
ポルナレフ「だから元気じゃねぇって
言っているだろ」
シリュー「ずいぶん老け…うぐっ」
デューン「言うな」
ポルナレフ「グホッて……」
ミルフィー「えぇっ!カラダが消え……」
デューン「この世界の人間は亡くなると
霞のように消えてしまうのか……」
ポルナレフ「……神からエクスカリバーを託された
爺さんもそうだったな…」
デューン「誰だよ!」
ミルフィー「クロノスさんに伝えに言った方が
いいのかな」
ポルナレフ「どうせセリフ変わらないから
行かなくてもいいだろ」
ミルフィー「さて、温泉に入っていくかね」
デューン「大婆様がなくなった後に
温泉に入るって…切り替えが早いな」
ミルフィー「ふぅ~……久々の温泉ね」
デューン「気持ちえぇ~。いろんな意味で」
ミルフィー「チチのでかさを自慢するな。
所詮畜生じゃない!」
シリュー「ロボットだと気持ちよくないわ…」
ミルフィー「錆びないの?」
デューン「時間の流れは残酷だな…」
デューン「オレたちも絶対に行くことに
なりそうだな…」
ミルフィー「さて、魔法屋はバージョンアップ
しているかしら」
ミルフィー「この理不尽な構造も変わらない
わね……」
デューン「大婆様、生きてた~って思ったら
全然違う人だった!」
ポルナレフ「ストーンは人数分買っておけば
戦闘はサクサク進むぞ。まぁそんな戦闘が
楽しいかどうかは別問題だが」
デューン「さて、一応武器屋なども見てから
出発だ!」
デューン「さて…出発するか」
デューン「よ~し!じゃあ......次はどこへ……
行くんだ?」
ミルフィー「バイパーの都市に行くわよ!」
デューン「オレが仕切るの!」
ミルフィー「だったら、行く場所くらい把握して
おきなさいよ!」
シリュー「あれ…?何か忘れているような気が…」
つづく