銀雷リンタの魔界塔士SaGaとかのツッコミプレイ日記

魔界塔士SaGaが語り掛ける哲学を考察しようと思ったらそんな才能がなかったので二次創作ツッコミ日記になってしまった。

大佐の息子とゆくSa・GaⅡ秘宝伝説① 冒険の始まり

新しき神の活動が活発になってきた頃、
大佐はガーディアンの仕事で
長期的な旅に出ることとなってしまった……。

そして、ある夜……

なぜか、重要な秘宝の一つを息子に預ける大佐。

そして数年後………

【主人公 ゴーン】
大佐とさやかの一人息子。
大佐ゆずりのスケベ。魔界塔士としての冒険を父親からよく聞いており、
魔界塔士のルールを熟知している。

※塔の世界の神の作った世界を冒険した者のこと

【主人公の母】

かつてはゾクの2代目総長として名を馳せ、都市世界のボスと戦い続けた猛者である…。その実力は健在であるが、今作では披露することはない…。

学校に立ち寄るゴーン。

【先生】
先生はスーパースライム。大佐とともに冒険した魔界塔士の一人である。
普段は優しいというか、淡々と飄々としているが、宿題を忘れた生徒、遅刻した生徒、いじめをした生徒を容赦なく溶かす恐ろしい教師だ。

先生(言えぬな……。父と共にその古き
 神々のひとりを倒してしまったなんて……)

先生(言えぬな……。かつて一緒に
 旅をした者ののうち
 2人がそうなってしまったなんて……)

先生(言えぬな……。あの頃は血気盛んで
 とても正義の味方だったとは
 言えないと……。
 その後、冒険の中で救えなかった
 者たちへの贖罪としてクリスタルや
 秘宝を守ってきたわけだが…)

そこにクラスメートがやってくる。

ゴーン「おぉっ!こえぇな!使い魔!スライム!」

ゴーン「お前!エロいな!!」

ゴーン「お前も普段着エロ過ぎだろ!
 っつーか!遊びじゃないんだぞ!」

ゴーン「えぇ~~ッ!ガキを旅立たせて
 いいんかい!保護者から絶対文句
 出るだろ!それに3人って何で……!?」

先生「保護者には私が説明する…。
 3人ってのは、魔界塔士ルールを知り
 尽くしているお前ならわかっている
 だろう?文句を言うな……」(ゴゴゴ……)

ゴーン「はい……(こえぇ……)」

ゴーンは3人を選んだ。

【クラスメート リオリオ】
種族はメカ。金を使えば使うほど強くなるので、金の亡者。
なぜか将来は医者になりたいと思っているが、物語には関係ない。

【クラスメート キアル】
種族はエスパー。冷気の使い手。中二病患者で、イキリ。
暗殺者一族の末裔。でも物語には関係ない。


【クラスメート ラクピカ】
種族はモンスター。理知的で理屈屋。
同族を盗賊団に虐殺された過去を持つが、物語には関係ない。

ゴーン「なんだ、このワケのわからん紹介は……。
 全然物語に関係のない設定ばかりじゃないか!
 まぁいいや。
 じゃあ行ってくるぜ!みんな!」

キアル「よっしゃー!」

リオリオ「元気でな~」

ラクピカ「さらばだ」

使い魔「なんでオレは選ばれなかったんだよ!」

スライム「ふざけんな!」

人間女「あたしのことは嫌いなの!?」

エスパーガール「さっさといっちまえ!クソが」

ゴーン「酷い言われようだな……
 ってエスパーガール口悪すぎだろ!」

ラクピカ「選ばれなかった者の恨みは怖いな…」

ゴーン「さて、みんなの家に挨拶に行くぞ」

ゴーン「そりゃ世界は絶えず何かが起っているわな…」

ゴーン「うぉぉ~~!オレはこんな可愛い
 ガールフレンドを置いて旅に出るのか!」

女の子「別にガールフレンドじゃないわよ
 貸したお金返してほしいのね!」

ゴーン「キアルの父ちゃん、こえぇな!!」

ゴーン「そして優しいな!!」

ゴーン「お前の母ちゃんモンスターなのか!」

リオリオ「オレを開発してくれた研究者なんだ」

ゴーン「さて……行くか」

リオリオ「やっぱり誰も見送りに来てくれないな」

キアル「この光景も見納めだな!」

他のクラスメートは誰も見送りに来てくれないまま
村を出ようとすると……

ゴーン「あっ、先生…いえ…別に…」

先生「イヤなのか…?」

ゴーン「………い…いえ、ぜひ!」

先生「ふむ…解放する力は10%程度でいいだろう」

ゴーン「あれっ、先生!そういえば、
 パーティーは4人が限度ではなかったですが?」

先生「ほほう、そこに気づいたか、さすが
 『大佐』から魔界塔士ルールをたたき込まれた
 だけある。実はな、世界観が変わって、
 NPCルールが採用されたのだ」

ラクピカ「なるほど、それは便利だ」

キアル「ただし、ずっとはいないんだよな」

ゴーン「なんでみんな詳しいんだよ!?」

村を出ると、敵がバンバン襲ってくる。

ゴーン「ぎょえぇ~!村の周辺には
 ジャガーがうろついているんかい!」

先生「ずっとこの村で住んでいて、なんで
 今気づくんだよ!」

ゴーン「おっ、洞窟だぜ!行くぜ!みんな!」

ゴーン「オヤジの話では洞窟には盗賊がいる
 そうだぞ!」

先生「ここにはいないから安心しろ」

洞窟に入る…。

ゴーン「おぉっ、先生!洞窟の出口の表現が
 前作から改善されています!」

先生「そうだな!……ってなんで
 お前がそこまで知ってるんだよ!」

ゴーン「うわぁ~ッ!
 なんかいっぱい出てくるなぁ」

先生「エンカウント率や敵の多さは
 魔界塔士とは比べもんにならんぞ」

ゴーン「ぐほっ!!」

キアル「大丈夫かゴーン!!」

ゴーン「………」

リオリオ「うぉぉ~ゴーンが死んじまった!」

ラクピカ「復活の館に行くしかないな」

先生「大丈夫だ」

ゴーン「…………あれ!?オレ、
 HP0になったのに死んでない!」

先生「そうだ!今作ではHPが0になっても
 気絶扱いで、戦闘が終わるとHP1の状態で
 息を吹き替えすのだ!」

ゴーン「へぇ~。じゃあ全員が気絶したら?」

先生「そこはお楽しみだ」

ゴーン「…………え?」

ゴーン「おぉッ!先生!
 戦闘終了後にアイテムが手に入りました!
 オヤジの話ではそんなことはなかった
 ようですが…!」

先生「そうだ!今作では肉を落とさない敵の
 場合、戦闘終了後、武器や防具、アイテムを
 落とすこともあるぞ!」

ゴーン「うぉッ!?せ…先生!
 オレ、人間なのに、戦闘終了後にHPが
 あがりました!人間は、ちからの素とかでしか
 ステータスがあがらないと
 聞いていたんですが!」

先生「そうだ!今作は人間も、前作のエスパー
 のように戦闘によってステータスが
 あがるのだ!HPはランダムであがるが
 ただし、力をあげるには力依存武器を
 使うなど、行動によってあがるステータスが
 変わるのだ」

ゴーン「な、なるほど…。そうなると素早さを
 あげるにはかならず素早さ依存武器を
 使わなければいけないということですか。
 上がるのも確率だろうし……今作の成長は
 辛そうだ……」

先生「ああ。かなり辛いし時間がかかると
 見ていいだろう。使わない限り能力が
 あがらない…。修行はかなり大変だな。
 ただしムチ系は力依存武器だが、素早さが
 あがるぞ」

ゴーン「うぅ……」

リオリオ「まぁ電源技っていう奥の手がある
 から」

先生「邪道だ!」

ゴーン「よっしゃー!ブロンズの盾を手に
 入れたぞ!」

ゴーン「先生、それは魔界塔士ルールでも同じ
 ですから言われなくてもわかりますよ」

先生「今作が初めての人も
 いるだろうが……」ビキビキ

ゴーン「そうですね!
 さすが先生です!(こえぇ)」

リオリオ「じゃあ、オレが装備しよう!」

ゴーン「おぉっ!盾は防御が上がらない
 はずなのに、リオリオの防御があがった!?」

先生「そうだ!今作は前作いなかったメカが
 いる。メカは、装備するアイテムにより
 ステータスが
 上昇するぞ。強力な武具ほどあがる
 ステータスも多くなる傾向があるが一概には
 言えない。どんな武具を装備するかしっかり
 考えないといけないぞ」

ラクピカ「よし!説明は以上でいいですか」

先生「ああ」

ゴーン「勉強になりました!」

その後も先生の授業は続く……。

ゴーン「(うぜぇ…)あっ、洞窟の出口に
 翼竜がいるぞ!」

先生「中ボスだな。よし!お前たちの
 最初の難関だ」

ゴーン「なぜオレが秘宝を持っていることを
 知っているんだ!?」

ラクピカ「道中、秘宝について話しているのを
 聞いていたと考えられる。
 あとをつけれらて、飛んで先回りして
 待ち伏せしていたんだろうな」

先生「ふむ、私もまだまだ衰えては
 おらんな!」

リオリオ「えぇ~~っ!
 先生がボスを倒しちゃうのかよ~!」

キアル「結局おいしいところは全部
 先生がもていっちゃったな」

先生「チームの勝利ってやつだな」

ゴーン(うるせぇな…。
 そうだ!いいこと思い付いた!)

ゴーン「先生!もう少しご指導をお願い
 します!」

先生「よし!私が力尽きるまで付き合おう!」

そして、しばらくバトルをした後…

先生「はぁはぁ……」

ゴーン「はい!」

ゴーン(攻撃手段も回復手段もなし!
 これで……帰るのも一苦労だろう…!
 ひひひ)

洞窟を抜けると先生が離脱する。

ゴーン「ほっ……」

ラクピカ「ゴーン、先生の能力を全部
 使い果たさせて、帰るのを困難にさせた
 つもりだろう?」

ゴーン「バレた?」

ラクピカ「甘いよ。先生は素早さも高いから
 普通に逃げればいいし。
 防御も高いからダメージも受けない」

ゴーン「そうか……
 もういなくなったかな…?
 お、いないぞ…」

ゴーン「急に現れた!!」

ゴーン「は……はい」

ラクピカ(実はホントに
 帰れなかったりして…)

村を守ると言っていた先生は能力がゼロになったためいつまでもここに居続けることになる。
エンディング後もここにいたのでは?という説もある。先生は隙を見てすぐ先の町の宿屋で泊まって能力を回復させたという…。

 

つづく

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